昨日高崎市美術館にクマチカさんの展示を見に行ってきた。今まで展示を見て泣きそうになったことなんかない。絵を見て泣きそうになったことも泣いたこともない。でも私は最初から最後まで涙が出そうになるのをこらえながら見ていた。息が切れる。圧倒された。あれが命というもの。
「見て 見つめて 見きわめる」
私は作品以上にクマチカさんの滲み出る人柄、姿勢が好きで憧れてるんだな、いや、そうではない、あれがクマチカさん自身なんだと気付いた。見終わって階段を降りる時、一生忘れたくない と思った。
私もいつかあんなふうになれるだろうか。